ISO9001 品質管理システム 認証取得
1993年、いち早くISO9002を認証取得した電子機器事業部を皮切りに、品質システムの構築を全社的に進めてきました。
1996年には、電子機器事業部の格上げ取得に続いて精密電機事業部が、その翌年には印刷機器事業部が、1998年には機能素材事業部がISO9001・品質システムを認証取得しました。
そして、1999年5月には、全社統合ISO9001の認証を取得することができました。
また、中国拠点(東莞信濃馬達有限公司)では1998年にISO9002を、2001年にはISO9001を格上げ取得。
ISO14001 環境マネジメントシステム 認証取得
ISO14000シリーズは、企業活動における環境マネジメントシステムについて定めた国際規格。地球環境の保全が叫ばれる中メーカーとしての社会的責任を果たすために、1998年、全社でISO14001を認証取得しました。
また、中国拠点(東莞信濃馬達有限公司)では、2003年1月にISO14001を認証取得しています。
ISO/TS16949 認証取得
自動車業界への本格参入をねらい、カーエアコン用送風モータで認証取得
概要
シナノケンシ株式会社は、グループ関連会社の東莞信濃馬達有限公司(中国広東省東莞市)、信濃香港有限公司(香港)とともに、2004年8月自動車産業に特化した欧米自動車メーカー8社によるセクター規格「ISO/TS16949」の認証を取得しました。
認証機関は、UL(UL Internaional LTD.)
適用範囲は、自動車業界用小型モータ/カーエアコン用送風モータ(DRF-8434-1XXシリーズ/DRT-29306-XXXシリーズ)の製造 -製品設計及び開発を含む- 。
関連サイトとしては、東莞信濃馬達有限公司を中心に、シナノケンシ株式会社と信濃香港有限公司のグループ3社です。シナノケンシ株式会社のグループ企業である東莞信濃馬達有限公司で製造され、シナノケンシ株式会社及び信濃香港有限公司から販売されています。
認証を目指したおもな目的は、
- 顧客の要求
- 自動車業界に本格的に参入するため
- 事業体質を強化するため
で、情報収集も含め、約2年間の準備期間を経て、今回の認証取得となりました。
1.認証取得の背景と経緯
シナノケンシ株式会社(精密電機事業部)は、精密モータの開発・生産・販売を行なってきましたが、2000年に初めて、自動車用空調モータの量産化(国内)によって、自動車業界への参入を果たしました。さらに、2002年からは、グループ会社の東莞信濃馬達有限公司で自動車用空調モータの量産を開始しました。精密モータ用途として、給湯器・複写機・プリンタ・エアコンなど従来からの主要分野に、新たに自動車分野を加えた事業戦略のもと、「ISO/TS16949」2002年版の認証取得を計画しました。
なお、認証取得までの経緯は次のとおりです。
| 2003年5月 | 内部監査者の養成 |
|---|---|
| 2003年6月 | システム運用開始 |
| 2004年4月 | 予備審査実施 |
| 2004年6月 | 登録審査実施 |
| 2004年8月 | ISO/TS16949:2002 認証取得 |
2.ISO/TS16949とは
ISO/TS16949は、欧米の自動車品質システム規格を統合するISO技術仕様書(=Technical Specification)で、自動車業界に特化したセクター規格です。その内容としては、自動車関係製品の設計・開発、生産、据え付け、サービスのための品質システム要求事項が書かれています。制定に中心的に関わったIATF(国際自動車タスクフォース)を構成する欧米自動車メーカーは、BMW、ダイムラークライスラー、フィアットオート、フォードモーター、ゼネラルモーターズ、PSAプジョーシトロエン、ルノーSA、フォルクスワーゲンの8社。現在、ISO/TS16949:2002年版が、初版のISO/TS16949:1999年版に替わって発行されています。