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BGM機器・印刷機器

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オフセット印刷機・ARXEZ・SRX・LINKSYSTEMに関するFAQ

給紙、搬送について

  1. 厚いカードの場合静電気を帯びて給紙が上手く出来ません。
  2. コントロールバーの位置はどの様に決めればいいのですか?
  3. 横見当まで用紙を安定して給紙出来ません。
  4. 印刷用紙が巻き上がってしまいます。どの様に調整したら良いのでしょうか?
  5. 用紙に傷が付いてしまいます。対策は有りませんか?
  6. 印刷されない用紙が出て来ます。
  7. 給紙台上の用紙枚数が増加してFEEDエラーとなります。
  8. LINKでカウンターが動作しません。
  9. 爪シャーシが動かずに印刷しない場合が有ります。
  10. 運転をするとUV搬送ベルトが回りません。

印刷品質について

  1. ゴミの付着で印刷が綺麗に出来ません。
  2. ローラーにインキが馴染みません。
  3. ブランケット上に細かな筋が出てきます。
  4. 印刷濃度が一定になりません。
  5. インキ呼び出し量1でインキが呼び出されません。

印刷品質について

  1. 安定器から異音がしてUVランプが点灯しません。
  2. ランプSWをONにしてもUVランプが点灯しません。

1. 厚いカードの場合静電気を帯びて給紙が上手く出来ません。

  • 厚いカードは硬い為ブロワーでさばく事が困難です。紙高さ調整を行いブロワーがしっかりカードをさばける様に調整を行なってください。
    コントロールバーをさばき爪から離す事やさばき爪に背板を追加する事、後ろ押さえを弱く当てる事も効果が有ります。静電気を帯びたカードは給紙前にエアーを吹いておくと良いでしょう。

2. コントロールバーの位置はどの様に決めればいいのですか?

  • コントロールバーの役目は二つ有ります。
    • エレベーターの高さを決める為積み上げた用紙の高さを見る事
    • さばき爪で用紙をさばく為に用紙を押さえる事
    用紙が硬い場合コントロールバーをさばき爪側に寄せ過ぎるとサッカーの吸う勢いでコントロールバーが跳ね上げられてしまい正しい紙高さが検出出来なくなってしまいます。逆に用紙が軟らかい場合、コントロールバーをさばき爪から離し過ぎてしまうと2枚差しの原因となります。
    紙の硬さを考慮して以上の点を注意しながら位置を決める様にして下さい。

3. 横見当まで用紙を安定して給紙出来ません。

  • 引き込みコロの調整で用紙を平行に搬送出来ない場合サッカーや紙ガイドに問題が有る事が予想されます。
    先ずはサッカーの動き(ピストン運動)がスムーズかどうか確認して下さい。
    スムーズで無かった場合サッカーシリンダーの清掃が必要です。
    併せて吸盤部分が磨耗していないか?左右同じ高さであるか?確認して下さい。
    エレベーター部の紙ガイドが引き込みコロと平行でない場合も原因として考えられます。
    左右のガイドが引き込みコロとの間に同じだけ隙間が有る事を確認して下さい。左右のバランスが狂っていた場合ガイドの取り付け軸を止めネジ部分で動かして平行になるように調整して下さい。

4. 印刷用紙が巻き上がってしまいます。どの様に調整したら良いのでしょうか?

  • 薄い用紙や印刷面積の広いイメージは巻き上がりやすくなります。巻き上がりが心配される場合一般にはインキのタックを落としたり、巻き上がり難いブランケットを使用して対応している様です。
    以下に巻き上がり対策として効果が期待できる内容を列記致します。それぞれ印刷品質に影響しますので併用して品質を落とさぬ様ご注意ください。
    • インキのタックを下げる
    • 剥がれ性の良いブランケットを使用する
    • ソフトアンダーシートを使う
    • 印刷速度を下げる
    • イメージの向きを変えて薄い方を上(天)にする
    • ブランケットにパウダーを塗る
    • 印圧を変える(巻き上がりに対して適正な圧が有ります)

5. 用紙に傷が付いてしまいます。対策は有りませんか?

  • 先ずは原因となる部分を見つけてください。傷に注意しなければならない場所は補助コロや横見当ベース、前当てコロ、掻き落とし爪、2枚差しBOX等が有ります。前当てコロや2枚差しBOXはベアリングの汚れや錆びが有ると傷を付けてしまう事が有ります。
    掻き落とし爪の場合巻き上がらない様にする事が一番良いのですが上手くいかない場合印刷イメージの無い所へスライドさせる事も良いでしょう。
    圧胴に傷やゴミが付着しても同様で傷の原因となりますので定期的に確認する事をお勧め致します。

6. 印刷されない用紙が出て来ます。

  • 一番考えられる原因として給紙クラッチの消耗が挙げられます。給紙クラッチが消耗するとクラッチ滑りが起こり印刷中に少しずつシリンダーに対しての給紙タイミングが遅れていきます。その遅れ量が限界に来た時転写タイミングを逃した用紙が白紙として排紙されてしまいます。
    印刷スタート直後から白抜けが出る様であれば給紙オフセットの問題が考えられます。

7. 給紙台上の用紙枚数が増加してFEEDエラーとなります。

  • 前当てセンサーと給紙センサーで給紙台上の用紙枚数をカウントしています。
    給紙台上の用紙が3枚以上になるとFEEDエラーとして運転を自動で止める構造になっています。
    給紙駆動ベルトの駆動側プーリーの歯にゴミが詰ってしまうとプーリーの直径が大きくなりシリンダーに対して給紙側の速度が速くなってしまう事があります。
    結果給紙される用紙はシリンダーの回転に対して速く送られて行き、転写タイミングを逃した用紙が3枚目となってしまうのです。
    反操作側のカバーを外して給紙駆動プーリーを確認し、必要に応じてクリーニングを行なってください。

8. LINKでカウンターが動作しません。

  • ARと違いLINKの印刷枚数カウンターは最終機の排紙センサーでカウントしています。
    排紙センサーをキャンセルしたり、壊れてしまうとカウントしません。
    センサーチェックモードで確認をしてみてください。

    *排紙センサーキャンセル方法→ Option + +/−

9. 爪シャーシが動かずに印刷しない場合が有ります。

  • 給紙された用紙が前当てセンサーに到達するとシリンダーの回転に合わせて爪が動作します。
    前当てセンサーの感度不良により印刷用紙が前当てセンサーで認識されず爪が動かない事が考えられます。
    センサーチェックモードで前当てセンサーの動作を確認してみて下さい。
    オプティカルセンサーは太陽光で誤動作をしてしまう事が有ります。窓際で印刷機をご使用される場合や強いライト(蛍光灯も含む)による外乱光に注意して下さい。

10. 運転をするとUV搬送ベルトが回りません。

  • 搬送ベルトに溶剤やインキを付けてしまうと膨潤してテンションが弱くなりスリップを起こします。
    運転中のUV搬送ベルトは前ユニットの排紙ベルトから駆動をもらっていますので排紙ベルトを確認して下さい。
    膨潤してしまったベルトは交換してください。
    駆動伝達部のワンウェイクラッチの磨耗も同様の症状になりますので併せて確認をお願い致します。

11. ゴミの付着で印刷が綺麗に出来ません。

  • 印刷品質を脅かす大きな原因の一つとしてゴミの問題が有ります。この問題は原因を取り除く事意外対策は有りません。
    ゴミの発生源として一番考えられるのは印刷物です。カードのエッジに有るバリや紙の表面に付着しているカッターダストは通紙するだけでブランケット上に蓄積されます。これらを完全に取り除く事は困難ですが印刷前に空通しをする、又は当社製品のクリーニング装置を使用する事で軽減出来ます。
    印刷対象以外に考えられる原因としてはウエスやインキ取り用の紙、印刷機設置場所の環境によっても違いが有ります。ブランケット等を拭く場合埃の出にくい物を使用して下さい。インキをローラーから取る場合もローラーに紙カスを残してしまうケースが考えられます。
    印刷環境については清掃をされた風の無い場所が望ましく、印刷機のカバー等取らない様にして下さい。

12. ローラーにインキが馴染みません。

  • ローラーストリッピングが考えられます。
    湿し水中に含まれる親水性高分子が金属ローラー,樹脂ローラー上に付着し表面が親水化されてしまう事が有ります。
    各メーカーより出されているグリージング除去剤を使用して下さい。

13. ブランケット上に細かな筋が出てきます

  • シリンダーギア(斜歯ギア)のピッチで現れる筋目の場合ギア目が考えられます。ギア目の原因として次の要因が考えられます。
    1. 版胴、ブラン胴の仕立て不良
    2. シリンダーオイルシールの磨耗
    3. シリンダーギア(斜歯ギア)の磨耗
    4. 給湿液とインキの相性
    給湿液とインキの相性が悪い場合調整等で問題を解決する事は難しく、水との相性も含む為推奨給湿液を使用して頂くか各メーカーの給湿液をお使いになり相性の良い物を探して頂く事をお勧め致します。

14. 印刷濃度が一定になりません。

  • 先ずはローラーニップを見直して下さい。ニップバランスが悪い場合インキの偏りが生じて濃度が均一にならず、一定の濃度を出す事も出来ません。
    インキ膜厚を絞って呼び出しレベルを上げる事により一定のインキ呼び出しを行なう事が出来ます。

15. インキ呼び出し量1でインキが呼び出されません。

  • AR、LINKのインキフォンテン駆動はラチェット機構で行なわれています。
    ラチェット原点位置(インキ原点)が正しくないと思われます。
    インキオフセットを調整して下さい。
    オフセット値を一つずつ上げて確認して下さい。

16. 安定器から異音がしてUVランプが点灯しません。

  • 安定器ユニット内の電磁接触機消耗により接点にカーボンが溜まり安定した電源を供給できなくなってしまう事が有ります。症状として安定器ユニット内の電磁接触機がON、OFFを繰り返してしまいます。
    新しい電磁接触器と交換するか、電磁接触器を分解し、接点をクリーニングしてカーボンを取り除いてさい。

17. ランプSWをONにしてもUVランプが点灯しません。

  • ランプ起動回路は動作しているがランプが点かない場合安定器の不良が考えられます。
    UVランプの配線、消耗を確認して問題ない場合安定器の交換をお願いします。
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