シナノケンシ ホーム > 環境活動 トップ > グリーン調達ガイドライン

はじめに

近年、「循環型経済社会」の構築に向けての環境保全に対する企業の役割はますます重要になって参りました。当社は、「お客さまにとって当社の製品・サービスは環境との調和が重要な要素である」との認識で環境活動も行うべきであると考えております。お客さまの立場に立って環境に優しい製品・サービスをご提供することは、良き企業市民としての「社会的責任」を果たすことにもつながると考えます。

しかし、これを実現するためには、当社だけの努力ではいかんともし難く、製品を構成する部品や材料(生産材)などをご提供いただく各お取引先様でも環境負荷低減に取り組まれ、環境負荷の少ない生産材を納入いただけることが不可欠となって参ります。これは、お取引先様と共に「循環型経済社会」作りを進めるということを意味します。こうした観点から、 当社では、環境保全に積極的なお取引先様から、環境に配慮した生産材を優先的に調達して参ります。(環境保全に取り組む企業からの購入および環境負荷の少ない生産材の優先購入=グリーン調達)

本ガイドラインは、グリーン調達に関して、最低限順守していただきたい「お願いする重要事項3件」を記しております。「お願いする重要事項」を満足していただけない場合は、今後お取引を控えさせていただく場合もございますが、お取引を控えさせていただくことが本意ではございません。これらのお願い事項の実施が難しいお取引先様に対しては、「支援」「協力」「相談」を惜しまない所存です。不明な点やどの様に進めれば良いかなどにつきましてはお気軽にご相談下さい。

本ガイドラインとは別に生産材個々の要求仕様を定める必要がある場合には、別途定める購入仕様書(部品仕様書など)で示します。

また、グリーン調達の基準は、今後の法規制や社会動向により改訂する場合がございます。 ご提供いただいた情報をもとに、よりグリーンな生産材を選定・調達させていただきます。なお、ご提供いただいた情報の機密保持につきましては、十分配慮いたします。

本件に関するお問い合わせ先

丸子事業所

部門:グローバル調達本部 資材調達部 購買課
長野県上田市上丸子1078
TEL:0268-41-1860
FAX:0268-42-5904

1. 目的

本ガイドラインは、シナノケンシが調達するお取引先様およびその納入生産材に関して、主として下記の3点を通して、シナノケンシ製品全体の環境負荷低減を図ることを目的とします。

  1. 環境への取り組み姿勢=環境管理活動の実施(3.1および5.1参照)
  2. 化学物質含有量調査への協力体制(3.2および5.2参照)
  3. 納入生産材に含有する化学物質の調査(3.3および5.3参照)

2. 対象範囲

本ガイドラインは、シナノケンシが調達する全ての生産材(ユニット、部品、部材、薬品、補助材、梱包材[当社製品を出荷する際に使用するもので取引先様の納入時の梱包材は除外]など)を対象とします。

3.お取引先様にお願いする重要事項

シナノケンシでは、調達する生産材そのものの環境負荷の低減はもちろんのこと、生産材を製造・販売している取引先様が、環境保全に積極的に取り組んでいるか否かを生産材購入にあたっての重要な判断要素と考えます。
お取引先様の環境保全への取り組み方について、次の内容を重要事項とし、これを満足したお取引先様から優先的に生産材を調達します。

  1. 環境管理活動の実施
    生産材を開発、製造、販売している工場、オフィス等において環境管理活動(何らかの形の環境保全活動)を行っていることを指します。
  2. 化学物質含有量調査への協力体制
    納入生産材に含まれる化学物質調査に対して回答可能であることを指します。また、含有禁止化学物質を含まない生産材作りに対応できることも含まれます。
  3. 納入生産材に対してお願いする重要事項(化学物質管理)
    納入いただく生産材については、生産材そのものに環境汚染や人の健康障害の原因となる有害化学物質が含まれていないことが重要な要素となります。この様な生産材を納入いただくことで当社のグリーン製品設計が進められることにつながります。この様な観点から、次の内容を重要事項とし、これを満足した生産材を優先的に調達します。
  • 禁止化学物質が含まれていないことが基本。
    納入いただく生産材に、シナノケンシが指定する含有禁止化学物質を原則含んでいないことを指します。

4. 当社グリーン調達品の定義

納入いただく生産材のうち、3項の重要事項(1.環境管理活動の実施 2.化学物質含有量調査への協力体制)を満足したお取引先様から優先的に調達し、3項の3.化学物質管理を満足した生産材を「グリーン調達品」と呼びます。化学物質管理中、「含有管理化学物質」とあるのは使用の有無を把握するという意味で使っています。

5. お願いする重要事項の具体的内容

1. 環境管理活動の実施

生産材の最終生産または包装を行っている工場・オフィス(基本としてメーカを指します)において、環境管理活動を実施しており、その活動には、以下に示す内容(1〜7)を含んでいることが望まれます。また、これらの内容を満足する第三者認証〔ISO14001(環境マネジメントシステム),EA21(エコアクション21))等〕を受けていることが望ましいと考えます。

  1. 環境方針の策定(経営者の宣言)経営者は、環境管理活動に積極的に取り組むことを明らかにして、全ての従業員に伝える。
  2. 環境管理責任者と環境管理組織体制の設置(管理者の設定)環境管理システムの管理者を定めるとともに全体の組織を作る。
  3. 環境関連法規制の把握と順守環境関連法(大気汚染防止法、水質汚濁防止法、廃棄物処理法など)の規制状況を把握し、その順守に努めている。
  4. 環境目的、目標、計画の策定(目標と計画の策定)環境負荷軽減を実現するための目標と計画を定めている。
  5. 従業員に対する環境教育の実施(手順の周知) 目標を達成するために必要と思われる手順を文書化し、従業員に周知徹底する。
  6. 定期的な環境監査の実施(自己評価)計画の進捗状況、目標の達成状況など本要求事項(6項(1)1〜5)の達成度合いを自ら評価して経営者に報告するとともに、問題があれば経営者を含めて解決策を考える。
  7. 運用:上記の管理システム(1〜6)に従い活動している。

本5.1項での提出いただく書類「グリーン調達自己評価用紙」(注)当評価用紙の内容について提出が困難なお取引先様は、購買部門にご相談下さい。

2. 化学物質含有量調査への協力体制

シナノケンシが指定した調査化学物質について、調査し回答できることを指します。本5.2項での提出いただく書類・・「グリーン調達自己評価用紙」

3. 納入いただく生産材に対する当社調査対象化学物質の含有調査データ

提出書類
(生産材の納入仕様書と同時、又変動等により提出の必要性が生じる都度)

  • 当社指定の化学物質調査フォーマット
  • 場合により、以下のフォーマット
    アーティクルマネジメント推進協議会(JAMP:Joint Article Management Promotion-consortium)が定めるMSDSplus/AIS、IMDS、JAMAシート
  • 場合により、以下の付帯資料
    分析データ(例:ICP分析)、ミルシート、成分組成表等

6. 当社グリーン調達の運用について

当社でのグリーン調達の運用は以下の通りとします。

  1. お取引先様単位での調査  
    1. 環境保全の経営姿勢についての確認
    2. 化学物質含有量調査への協力体制の確認
    3. シナノケンシ調査対象化学物質についてのデータの確認
  2. 納入生産材単位での調査
    1. 納入生産材に含有するシナノケンシ調査対象化学物質について、納入生産材毎の含有量の確認をします。(なお、本調査のデータフォーマットは、調査時に当社より電子ファイルにて提供します。)
    2. 納入生産材に含有するシナノケンシ調査対象化学物質は、原則として該当製品の取引開始時点で提出していただきます。(仕様の一部としての扱いとなります。)
    3. 調査表の回答内容に変更があった場合には、速やかに変更内容を当社回答先(窓口としての購買部門)に提出して下さい。
    4. なお、必要に応じ基本契約、覚え書き、購入仕様書等でグリーン調達に関する条項を個別に盛り込む場合があります。その場合は、個別仕様を優先させます。
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